金曜日, 6月 06, 2008

 
 日本の高校生が、交換留学でニュージーランドへ行き、留学期間を超え、私費留学へ切り替えて過ごした高校生活の記録。この本によれば、ニューヨークの高校は、自分の力で論理的に考え、社会の事象にも深い関心と洞察力を持った人格を育成するという。いじめ問題も、生徒たちの力で解決していく。
 やはり、日本の教育は、根本的なところが間違っているというか、「個人の幸せ」「個人の自立」に関心を持たないというか・・・とにかく文部科学賞は、こういう本を読んでよく考えて欲しい。


 
 原爆で、父を喪い、友を喪い、自分だけが生き残ったことが申し訳なくて、「ただひっそりと生きていたい」と望む女性が恋をする・・・原爆の悲惨さを訴える力を持った作品であると同時に、身近な人を事故や犯罪等で喪った人の心理を描く、普遍性を持った作品。

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