火曜日, 5月 02, 2006
本能寺の変の真相・・・?
本能寺の変は、戦国時代最大の謎とされている。
本書は、共謀者(黒幕)がいたという主張を否定し、明智光秀が単独で計画的に行ったという立場をとっている。
確かに、当時、織田信長に逆らう危険の大きさを考えると、確実性にも乏しく、リスクのみ大きいこのような作戦に、共謀者がいたとは思えない(共謀すれば、必ず、情報漏洩のおそれが起きる)。
そのうえで、事件の推移を追いながら、推論を積み重ねていき、「なぜ、1万3000人もの軍隊が、他の織田軍に怪しまれずに本能寺を包囲するまで行動できたのか」「なぜ、織田信忠の襲撃が遅れたのか」等の疑問に、説得的な回答を与えている。
なお、織田信長の遺体が発見されなかった理由として、津本陽氏は小説「本能寺」の中で、本能寺に火薬が大量に備蓄されていたという見解を紹介されている。
本書は、共謀者(黒幕)がいたという主張を否定し、明智光秀が単独で計画的に行ったという立場をとっている。
確かに、当時、織田信長に逆らう危険の大きさを考えると、確実性にも乏しく、リスクのみ大きいこのような作戦に、共謀者がいたとは思えない(共謀すれば、必ず、情報漏洩のおそれが起きる)。
そのうえで、事件の推移を追いながら、推論を積み重ねていき、「なぜ、1万3000人もの軍隊が、他の織田軍に怪しまれずに本能寺を包囲するまで行動できたのか」「なぜ、織田信忠の襲撃が遅れたのか」等の疑問に、説得的な回答を与えている。
なお、織田信長の遺体が発見されなかった理由として、津本陽氏は小説「本能寺」の中で、本能寺に火薬が大量に備蓄されていたという見解を紹介されている。
ラベル: 日本史