土曜日, 5月 06, 2006

 

日本の古典に、気軽に接する

新源氏物語(上)

霧ふかき宇治の恋(上巻)

 源氏物語を、原典の物語を損なうことなく、とても読みやすく現代語訳した(というより、読みやすい小説として書き直した)もの。

 「霧深き宇治の恋」は、光 源氏の子、薫の物語。「新源氏物語」と「霧深き宇治の恋」を読んで、源氏物語は完結する。

 田辺聖子は、ほかにも、百人一首、おちくぼ姫、枕草子等を書いており、日本の古典に気軽に親しませてくれる。

 特に、中学生・高校生は必読。

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